前回の記事では記憶力と感情が密接な関係になる事をお伝えしました。
全てに興味を持って楽しい感情でやれれば良いのですが、実際にはそういう訳にもいきませんね。
良い例として、資格試験の勉強を効率的に行う手段として速読を身に付けたいという方。
速読を身に付けていると、どれだけ有利かをご説明していきます。
最初に、記憶と理解を定着させるのに最も有効な方法をお伝えしておきます。
というか、あなたも答えは知っているはずです。
それは
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『くり返し、やる事です』
「そんなん、当たり前やん」って思われた方、正解です!
子供の頃の勉強でも、全てを1度で理解し、記憶した訳では無いですよね。
必殺技がある訳ではありません。
ただ速読が出来るとこんなメリットがあるというのをご説明します。
例えば、今、あなたが何か資格試験の勉強を始めるとします。
何かの参考書などを今の読書スピードで読み進めた時、仮に30時間かかるとします。
30時間かけて、本を1回読めるという事です。
ではここから算数の問題です。
もし今より3倍の読書スピードを身に付けたら、同じ30時間使って参考書は何回読めますか?
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単純計算すると答えは3回ってなりますね。
ですが、本当にそうでしょうか?
1回目は10時間かかります。さて、2回目読む時ですが、同じく10時間かかりそうですか?
ちょっと短くなりそうですよね。
同じく3回目だと、更に短くなりますね。
こんな感じで段々1回にかける時間が短くなっていき、5~6回位読めそうです。
これまでは30時間で1回しか読めないのが6回読めるとしたら、
単純に6回読んだ方が理解も出来て記憶に残りますね。
また、30時間かけて1回しか読めていない時は、本を読み進めている途中で忘れてしまうか、
前半を読み返してしまい、最後まできちんと進めないってパターンも考えられます。
学生時代を思い返すと心当たりありませんか?
いずれにせよ、今のままの能力でいたいのか、それとも速読を身に付けた自分になりたいか。
自分の心に聞いてみて下さいね。